経営者との対話から始まる、会社全体のウェルビーイング支援

人生100年時代。社員一人ひとりが自分らしい働き方や生き方を描けることは、企業にとっても大きな力になります。ミラボの継続型支援は、金融・キャリア・ライフプランの3つの視点から、社員の自己実現を支援し、会社全体のウェルビーイングと士気を高めることを目的とした伴走型プログラムです。
この支援は、制度や仕組みの導入から始まるのではなく、経営者との対話から始まります。会社の“今”に向き合い、悩みや迷いを言葉にすることで、自然と問いが生まれ、必要な支援や仕組みが立ち上がっていく——そんな変化の土壌を育てていきます。

支援の3本柱

月1ミーティング(経営者との定例・必須)

このミーティングは、継続型支援の中核であり、すべての導入企業に必須の支援項目です。対象は経営者または経営層。月1回、外部の支援者と対話することで、会社の“今”を見つめ直す時間になります。
内容は、方ぐるしい制度設計や戦略立案ではなく、経営者自身の悩みや迷いを吐き出すことから始まります。「社員との関係性がうまくいかない」「会社の方向性に確信が持てない」——そんな本音を言葉にすることで、経営者自身が問いを持ち、会社の“あり方”を見直すきっかけになります。
この対話は、金融・キャリア・ライフプランの視点を交えながら、社員の自己実現や組織のウェルビーイングをどう支えるかを整理する場でもあります。ミーティングを重ねることで、会社全体の士気と納得感が着実に高まっていきます。

社員研修

社員の視野を広げ、働き方や人生設計に対する納得感を育てる研修を実施します。テーマは、キャリア設計・金融リテラシー・働き方の選択肢など、企業の課題に応じて選択可能。制度や仕組みの理解にとどまらず、「自分らしく働くとは何か」を考えるきっかけをつくります。

関係性構築支援

制度や働き方が活きるためには、社内の“つながり方”が整っていることが不可欠です。関係性構築支援では、社員同士・部署間・経営層と現場など、組織内の関係性を見直し、会社らしさが育つ土壌を整えます。
具体的には、部署を越えた対話の場づくりや、働き方を媒介とした協働の設計を通じて、職場の空気を少しずつ変えていきます。制度や仕組みが“使われる”ようになるのは、こうした関係性の再構築があってこそです。

支援の進行イメージ

継続型支援は、経営者との対話を起点に、会社全体のウェルビーイングと士気を高めていくプロセスです。以下は理想的な進行イメージですが、企業の規模や文化、社員数、課題の深さによって変化のスピードには差があります。

初月

まずは経営者との対話からスタートします。会社の現状や悩みを言語化し、支援の方向性を整理します。ここでは「何を整えるか」よりも「何に悩んでいるか」を共有することが目的です。

PHASE
1
2〜3か月目

月1ミーティングと研修を通じて、社員の納得感が少しずつ育ち始めます。働き方やキャリアへの意識が芽生え、組織内に前向きな問いが生まれる兆しが見えてきます。
この“働き方やキャリアへの意識の芽生え”は、社員が自分の人生そのものの捉え方に気づくきっかけとなり、企業の文化と士気を育てる“芽が吹く瞬間”でもあります。

PHASE
2
4〜6か月目

関係性支援を本格的に展開。社員同士の対話が増え、会社らしさが少しずつ育ち始めます。職場の空気に変化が見え始める企業もありますが、定着には時間がかかります。

PHASE
3
1〜2年目以降

継続的な対話と支援を通じて、会社の文化や関係性が深まり、社員の自律性や納得感が育っていきます。制度や仕組みが“会社らしさ”と結びつき、自然と定着していくフェーズです。

PHASE
4

※支援の進行には個別性があります。企業の状況や社員数、課題の性質によって変化のスピードや支援の設計は異なります。まずは「問いを持つ場」をつくることが、すべての始まりです。

Success
導入事例

「制度が“会社らしさ”とつながった」
ある中小企業では、支援開始から3か月で社員の対話が活性化。若手社員から「自分のキャリアを考えるきっかけになった」との声が上がり、経営者からは「会社の空気が変わった」との評価をいただいています。