セカンドライフのゆとりは、早めの計画と準備で決まる

● まずは、3つのライフステージから整理してプランニングしてみましょう
親子で山の頂から景色を眺める後ろ姿。セカンドライフのこれからを見渡すイメージ

3 LIFE STAGES
3つのライフステージで整理する

世代ごとに「いきがり・健康・お金・社会保障」の4つの視点で、やっておきたいことをまとめました。

定年準備世代 50代 〜 定年前後

生きがい・家族
  • 子育てを卒業した
  • 趣味・楽しみを見つけたい
  • 学び直し・資格取得・リスキリング
  • 副業・兼業も視野に入れる
  • 親の介護が始まった
健 康
  • 体調の変化を感じ始める
  • 健康診断・人間ドック必須
  • 食事に気を付ける
  • 睡眠を十分にとる
お 金
  • 退職金の見込みを確認
  • 新NISAで資産形成を始める・見直す
  • iDeCoは50代からでも遅くない(60歳以降も継続可能)
  • 住宅ローンの完済計画・繰上返済を検討
  • 老後資金の準備を本格化
社会保障など
  • ねんきん定期便で把握
  • 公的年金の仕組みを理解
生きがい
  • 再雇用・起業・地域活動
  • 趣味・旅行を楽しむ
  • やりたかったことに挑戦
健 康
  • 健康寿命を意識して動く
  • 持病とうまく付き合う
お 金
  • 年金の受給・繰下げを検討
  • 資産の取り崩し方を決める
  • 住まいの見直し・リフォーム
  • 認知・判断能力の低下に備える(口座やデジタル資産の棚卸し)
社会保障など
  • 公的年金の受給手続き
  • 医療・介護保険制度を知る
  • 後期高齢者医療制度(75歳〜)を知っておく

シニア世代 75歳 以降

生きがい
  • 穏やかに暮らすことを考える
  • 家族との時間を大切に
健 康
  • 介護・支援が必要になる時期
  • 住み慣れた場所で暮らしたい
お 金
  • 資産の管理をシンプルに
  • 相続・贈与について考える
社会保障など
  • エンディングノートの準備
  • 成年後見・任意後見を知る
  • 家族信託という選択肢もある

DATA
人生の後半は、思っていたより「短くて、なが〜い」

元気に過ごせる期間と、その先の期間。数字で見ると、備えるべきことが見えてきます。

寿命と、支援が必要になる期間

男性女性 
健康寿命(R4)72.57歳75.45歳
平均寿命(R7)81.35歳87.33歳
医療・介護が必要になりやすい期間約8.8年約11.9年

※健康寿命=健康上の問題で日常生活が制限されずに過ごせる期間(厚生労働省・令和4年値/2022年)。
※平均寿命=0歳の平均余命(厚生労働省「令和7年簡易生命表」/2025年)。
※必要になりやすい期間=平均寿命と健康寿命の差。

年金と、毎月の暮らしのお金

65歳以上の無職世帯の、1か月あたりの収支のモデルです。

夫婦のみの無職世帯単身無職世帯
実収入約 25.4 万円 約 13.1 万円
(うち社会保障給付)(約 22.9 万円)(約 12.0 万円)
消費支出約 26.4 万円約 14.8 万円
非消費支出(税金・社会保険料)約 3.2 万円約 1.2 万円
毎月の不足額の目安約 4.2 万円約 3.0 万円

毎月の不足分は、貯蓄などから取り崩すことになります。たとえば夫婦世帯で毎月約4.2万円の不足が20年つづくと、約1,000万円になります。実際の金額は、住まいや健康状態、暮らし方によって大きく変わります。

※総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2025年(令和7年)平均結果の概要」より。65歳以上の夫婦のみの無職世帯および高齢単身無職世帯の1か月平均。
※金額は表示のため四捨五入しています。年金額は世帯により異なります。

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