「このままでいいのだろうか」と感じたとき、お金だけでは解決できない理由
本来、金融リテラシーには、働き方やキャリアの選択も含まれています。
それにもかかわらず、多くの場合は「お金」と「働き方」が別々に考えられています。
「このままでいいのだろうか」と感じたとき、
お金のことを考えるべきか、働き方を見直すべきか。
どちらも関係している気がして、結局動けなくなる。
そんな経験はないでしょうか。
まずは節約から始めてみる。
でも、どこか先が見えない。
次に、投資を考えてみる。
少しは前に進んだ気がするけれど、不安は消えない。
では働き方を見直そうと、副業や得意なことを考え始める。
「自分は何ができるのか」と振り返り、勉強もしてみる。
それでも、ふと立ち止まる。
「これで本当にいいのだろうか」と。
そして気づくと、
「そもそも自分は何に悩んでいたのか」
分からなくなっている。
なぜ、こうしたことが起きるのでしょうか
それは、お金だけの問題でも、働き方だけの問題でもないからです。
収入をどうするかを考えれば、働き方が変わり、
働き方を変えようとすれば、お金の前提も変わります。
この2つは、切り離して考えることができません。
それにもかかわらず、多くの場合は、
- お金だけ
- 働き方だけ
で考えようとしてしまいます。
だから、途中で止まってしまうのです。
行動経済学や意思決定論の分野でも、
人は複数の要素が絡むほど判断が難しくなると言われています。
どちらか一方だけで考えようとしたとき、
どこかで違和感を覚えたことはないでしょうか。
「何を基準に決めるのか」が見えなくなる
ここまでは、一人でも考えることができます。
ただ、ここから先は少し難しくなります。
「何を基準に決めるのか」この視点が必要になるからです。
収入なのか、時間なのか、安心なのか。
それとも別の何かを優先するのか。
この基準が曖昧なままだと、どれだけ情報を集めても、結論は出ません。
情報が足りないのではなく、「自分は何を大切にしたいのか」が整理されていない。
その状態で考え続けると、不安だけが増えてしまうことがあります。
お金と働き方を、切り離さずに考えてみる
もし今、
「このままでいいのだろうか」
と感じているのであれば、一度、お金と働き方を切り離さず、全体として見直してみることも一つの方法です。
すぐに答えが出るものではありません。
ただ、立ち止まって整理してみることで、見えてくるものもあります。
将来への不安を、お金だけ・働き方だけで切り分けず、全体として整理してみる。
そんな視点も、これからは大切なのかもしれません。

